メディア
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このサイトでは当院がメディア(テレビ・ラジオ・雑誌・新聞・インターネット)で取り上げられた内容を紹介してまいります。
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「子供ができない原因は自分に?」クリニックに通う男性が急増中!
●不妊ショックは女性以上!知っておきたい「男の不妊」
(2007年 月刊宝島 12月号掲載)
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不妊に悩むカップルが増えるなか、自分に原因があるのではないかと不安を抱き検査を受ける男性が増えている。知識や覚悟もない男性は不妊ショックが大きいため、まずは男性不妊の現状と治療手段を知っておこう。
不妊原因の半数以上は男性にもある!
不妊症は女性の悩みと考えがちではないだろうか。しかし最近では男性不妊が増加しているというデータもあり、不妊原因の半数以上は男性にも原因があるといわれている。男性だけに原因があるというケースも不妊事例の約4分の1もあるのだ。
男性不妊の原因がはさまざまだが、約9割が精子がうまく作れない造精機能障害である。中でも精子が活発に動かない精子無力症が多く、男性不妊外来で精液検査を受ける人の26%はこれにあたる。そして精子の数が少ない乏精子症と、精液内に精子がいない無精子症とがそれぞれ8%と続く。ではなぜこのように精子に異常が起こるのだろうか?
「造精機能障害の約15%は精索静脈瘤が原因です」
と男性不妊症専門である天神つじクリニック院長の辻先生。
「精索静脈瘤は精巣の静脈に腹部から血液が逆流して瘤状にふくれる病気。血液が逆流することで精巣の温度が上がり精液所見が悪くなると考えられますが、完全には解明されていません。精索静脈瘤を手術によって治療すると精液所見がよくなるケースが多く、無精子症の方でも20〜30%は精液中に精子が見られるとされています」
精索静脈瘤は珍しい疾患ではなく、健康な男性でも15%は見られるという。子供を望んでなく、痛みや不快感がなければ特に治療が必要な病気でもない。しかし注意したいのは、第2子が授からないといういわゆる“2人目不妊”の男性である。1人授かっているため自分には非がないと思いがちだが、2人目不妊の男性の69%に精索静脈瘤が見られる。
精索静脈瘤以外の造精機能障害の原因は環境ホルモンやストレスなどといわれているが、今のところはっきりとは分かっていない。加齢とともにホルモンが変化するなど、男性も加齢が不妊に影響するが、個人差が大きくはっきりとは分からない。
精路通過障害とは精子は作られているが、精子の通り路に異常がある状態。先天性であったり、病気や事故・病気の後遺症として起こることがあり、手術で改善できる場合もある。
性機能障害はEDや射精障害、早漏などで、薬品や行動療法などで治療していくのが一般的。
男性不妊はその原因を探ることが重要
このように男性不妊は原因となっている器質的な問題があれば、その治療をすることから改善していく。しかし先に説明した造精機能障害のように原因不明であったり、器質的な問題が分かっても根治できない場合には、精子を採取して人工授精や体外受精、顕微授精などを行って妊娠を目指す。
かつては子供を作ることは不可能だと言われた無精子症の場合でも、現在では精巣から精子を見つけ出し取り出すTESEという方法によって妊娠が可能になった。またこのテセも顕微鏡によって精子がいそうな場所を確認しながら行うマイクロディセクションTESEが行われるようになり、患者の負担も大きく軽減されている。
男性不妊でも原因がさまざまなことがお分かりいただけたであろう。しかし男性不妊を専門としていない医療機関では、このように詳細に原因を調べない場合もある。
「一般的に女性の不妊は産婦人科、男性は泌尿器科が専門。そのため産婦人科で不妊検査を受けても、不妊かどうかを調べるだけで、大元の原因までは探っていかない場合も多いのです」(辻先生)
医療が発達した現在、大げさな言い方をすれば精子ひとつでもあれば妊娠は不可能ではない。妊娠だけを目的としていたら、精子さえ採取できればそれで治療は終わる。
「欧米では男性不妊の100人に1人は精巣の腫瘍(がん)が見つかります。日本はそこまで多くはありませんが、もちろん検査をしたほうがいい。精巣がん以外にも命に関わる病気が隠れている場合もあるので男性不妊を専門とする医療機関で検査を受けてもらいたいですね」
また女性の不妊検査は体に負担がかかるため、検査に痛みを伴わない男性から検査を受けるべきだと辻先生は言う。
現在日本では子作りを初めてから2年たたなければ不妊といわれるが、正常なカップルの場合85%以上は1年以内に妊娠する。1%年たっても子供ができないようであれば、まずは男性から不妊検査を受けてみてはいかがだろうか。
▲子供を授かるための心得▲
精巣を温めると精子を作る働きに悪影響を及ぼすことが分かっている。そのため熱い風呂に入るのはよくない。研究結果も出ており、男性不妊患者の中で体温以上に熱い風呂に週30分以上入る人に、熱い風呂をやめてもらったところ11名中5名が総運動精子数が2倍以上に改善したという。リラックス効果も高いので、風呂はぬるめに設定しよう。また、パソコンを膝に置いて作業する、通気性の悪いパンツをはくというのも精巣を温めることにつながるため避けたほうがいい。
喫煙は男女ともに不妊につながる。先に紹介した研究でも精液所見が改善された5名のうち3名がたまにタバコを吸う程度であったが、改善されなかった6名のうち5名はヘビースモーカーだったそうである。
禁欲期間が短いほうが妊娠しやすいことも分かっている。禁欲期間が長いと精子数は増えるものの、精子の動きが悪くなるからだ。人工授精においても禁欲1日以下の妊娠率が19%なのに対し、14日以上になると成功例は一例もないという。排卵日に向けて性交渉を控え、万全を期して臨んでいるという人もいるようだが、それではむしろ逆効果。子供が欲しいと思ったらこまめな性交渉が必要。禁欲期間は3日以内におさえるのが理想的だ。
また飲酒もたしなむ程度であればかまわないが、深酒は不妊につながるといわれているので控えめに。
必要があれば仕方ないが、放射線も不妊に影響するといわれているので注意すべし。
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●「男性の不妊」無精子症でも妊娠に道(西日本新聞)
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不妊症に悩む夫婦で、女性だけに原因があるのは三分の一程度にすぎず、三分の一は男性側に、残る三分の一は夫婦双方か、理由がはっきり分からないとされる。男性不妊症の原因も様々だが、近年は精液の中に精子が全くない無精子症の人でも、精巣から直接精子を採取して体外受精や顕微授精につなげる治療法が確立された。(坂田恵紀)
五年ほど前まで無精子症と診断された男性は自分の子どもを抱くことができなかった。
世界保健機関(WHO)によると、正常な精液の基準は、量が二ミリリットル以上、精子の数が一ミリリットル中に二千万個以上あり、全精子の六割以上が活動的であること。数字はあくまでも目安だが、これを満たさない無精子症、精子はいても数が少ない乏精子症、精子の運動率が低い精子無力症の人は男性不妊症になりやすい。
体外受精や顕微授精など生殖医療の発達で、乏精子症や精子無力症の人は、精液の中から元気な精子をスポイトで採取することで妊娠への道が開けてきたが、精液に精子がいない無精子症ではなすすべがなかった。
新しく開発された治療は、陰嚢にメスを入れ精巣の組織を取り出す手術。男性不妊症に積極的に取り組む天神つじクリニック(福岡市中央区天神三丁目)も、この治療法を多く手掛けている。手術は精巣から組織の一部をはがすように切り取る。組織を顕微鏡で見ながら元気な精子を選んで採取し、冷凍保存して体外受精や顕微授精に備える。
無精子症の患者には、染色体の異常などでそもそも精子をつくることのできない人もいるが、精子はつくることができるのに、尿道まで到達させることができない精路通過障害も少なくない。こうした患者が手術の主な対象になるという。
「小さな精巣の中で、精子がより多く存在しそうな組織を選び、その中から受精できそうな元気な精子を探し出すのは難しい」と辻院長。
特に精子を作る機能に問題がある場合は、二つか三つの精子しか採取できないこともあるという。元気な精子が採取できる確率は通常、50%ほどといわれている。
手術は痛みを伴うが、通常は日帰り。料金は保険が適用されないため二十五万円ほどかかる。その後の体外受精・顕微授精は別料金。
精巣から直接採取 画期的な治療法が確立
男性不妊症の原因の中には、精索静脈瘤もある。何らかの原因で精巣付近の血液が逆流、精巣が高温になり、精子を作り出す働きが弱まったり、精子の数が少なくなったりする症状だ。
こうした患者に同クリニックでは、細い静脈を精巣の近くで縛り、逆流を止める手術を実施して効果を上げている。
男性不妊症の初期検査は、精液を調べることだけで終わる。子宮内を調べたり、採血をするなど痛みを伴う女性に比べて負担は格段に少ない。
辻院長は父親が子どもを授かるためとして六つの心得を挙げる。
(1)たばこをやめる(2)飲酒は控えめに(3)農薬、殺虫剤、高温、放射線をなるべく避けるのは、精子への悪影響を避けるため(4)性交渉を頻繁に持つ(一週間に一度は射精する)のは、古い精子をためないためと、精液を出すことが新しい精子を作る刺激になるため(5)下着はトランクスにする(6)熱い風呂には入らないは、精巣を圧迫したり高温にすると、精子を作る働きが弱まってしまうためという。
精子の数は減っている?/九州人は東京人の2倍のデータも
「精子の数は過去五十年間で半減した」とデンマークの教授らが一九九二年に調査結果を発表して以来、世界中で肯定と否定のデータが相次いでいる。
国内では肯定する報告が多いが、調査手法が難しく「きちんとした議論に耐えうるデータが少ない」というのが多くの専門家の見方だ。減少しているとする原因も、環境ホルモン説やストレス説などがあるが、確定的ではない。
そもそも、精子の数はいろんな原因で変動しやすい。その日の体調や飲酒の有無、禁欲期間、季節の違いなどで変わる。海外の研究では、同じ男性を追跡調査したところ精液一ミリリットル中の精子数が、一千万個以下から一億八千万個までの間で大きく上下したという。
精子の数え方についても正確な自動分析システムがないため、人の目が頼りで誤差が出る。
その中でも、帝京大医学部は一九九九年、東京在住者の精子の数が、九州人の半分しかないという調査結果を発表。原因は特定できなかったが、地域差が出たことから食生活や環境汚染の差が疑われ注目された。調査は東京で八十九人、九州(福岡、北九州、熊本、鹿児島の四市)で八十二人の健康な男子の精子で行い、東京の平均が一ミリリットルあたり五千九百四十万個、九州が一億三千四十万個だった。
男性不妊症の初診時の診療内容例
(1)簡単な問診票に記入
(2)診察は院長と一対一で、陰嚢部を触診。痛みはなし
(3)精巣を超音波検査、たばこの箱のような機器を陰嚢部にあてる。痛みやかゆみはない
(4)精液検査。専用の個室(防音室)で自分で採取。結果が出るまでに一時間ほどかかる
(5)必要な採血
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●原因の半分は男性に「男性も積極的に検査を!」(読売新聞)
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「不妊の半分は男の責任ですよ」
福岡市・天神のビルの6階。開業医としては西日本で唯一という男性不妊専門の泌尿器科医院「天神つじクリニック」の辻祐治院長(53)は力を込める。
不妊の原因は女性にあると思われがちだが、「男性と女性が3分の1ずつで、残りは男女両方。『不妊は女性の責任』というのは間違い」と辻院長は説明する。
主な男性不妊には、精液に全く精子が存在しない「無精子症」、精子の数が少ない「乏精子症」(WHO=世界保健機関=の定義では精液1ミリ・リットル中の精子が2000万個未満)、精子の運動率が50%未満の「精子無力症」などがある。
無精子症は一般男性の100人に1人、不妊のカップルでは10〜15%に上る。決して珍しくはない。
男性不妊の検査はマスターベーションで採取した精液を顕微鏡で調べ、精巣の超音波検査で精索静脈瘤(りゅう)の有無などを確認する。検査は30分ほどで済み約40分後には精子の数や運動率も判明する。
不妊治療が婦人科主導で進んできたことや、男性が検査を受けたがらないことから、夫がきちんと検査を受けないまま、妻が治療を始めるケースも少なくない。
ただ、男性不妊の患者の1%に精巣腫瘍(しゅよう)が見つかったという欧米の調査報告もあり、辻院長は「命にかかわる場合もあり、男性もきちんと検査を受けるべき」と警鐘を鳴らす。
続きはこちらにて
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●天神つじクリニック訪問記(オールアバウトジャパン不妊治療)
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福岡のIVF詠田クリニックの詠田先生のご紹介で九州初(おそらく日本でも初めて)の男性不妊専門の泌尿器科クリニックの「天神つじクリニック」の辻院長に取材をさせて頂きました。そして突然の取材にも関わらず、快く応じて頂きました。
先日より男性不妊の特集をオールアバウトでも行なっておりますが、その注目度があがっていることをひしひしと感じる今日この頃です。私を含め、男性が気になる部分の質問も行いましたので是非、ご覧下さい。
続きはこちらにて
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●不妊の悩み夫もつらいよ(日経新聞 夕刊 2007.2.16)
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治療と仕事両立大変 サイト・交流会・・・支援の動き
「自分が不妊症?」。六年前、東京都内に住む内山善雄さん(仮名、37)は医師の言葉に耳を疑った。前年に妻の陽子さん(仮名、38)と結婚したばかり。「念のために」と不妊検査を受けたところ、精液に精子が認められない「無精子症」と診断された。
善雄さんは「それまでは子どもが出来るのは当たり前だと思い込んでいた。妻に負い目を感じ、心の中で自分を責めた」。薬物治療などを試したが、なかなか妊娠には至らない。焦りから、夫婦で口論になることもたびたび。「自殺を考えるほど思いつめたり、二人で泣き続けたりしたこともあった」と陽子さん。
そんな葛藤を経てきたからこそ、最近は夫婦の気持ちが一つになってきたと感じる。「今も治療は続けているが、仮に子どもを授からなくても、二人で生きていく自信ができた」と善雄さんは言いう。
「最近は自ら検査にくる男性もいる」と話すのは、男性不妊を専門に治療する福岡市の泌尿器科医院、天神つじクリニックの辻祐治院長。不妊の半数は男性側に理由があるとされる。男性患者の症状は、精液中に精子が少ない乏精子症や無精子症、ぼっ起不全(ED)など様々。「精子に問題があると、ショックを受けてしまう男性が多い。不妊治療中に妻のプレッシャーを感じる人もいる」と辻院長は語る。
自身の不妊治療体験をまとめた「やっぱり子どもがほしい!」(集英社インターナショナル)を出版した産婦人科医の田口早桐さん(41)も治療中、不用意な一言で夫を傷つけてしまったことがある。
田口さんは夫(45)の検査の結果が思わしくなかったため、二〇〇一年から不妊治療を始めた。ただ、なかなか結果が得られないいら立ちから,早桐さんはある日,夫に「あんたのせいで子どもができない」と言ってしまった。
この一言が夫の胸に突き刺さった。「『男らしさ』まで否定された気分だった。今ならあせっていた妻の気持ちがわかるが、当時はプライドが傷つけられた」。一方、早桐さんも「今思えば、軽率な一言だった」と反省することしきりだ。
男性だと治療を受ける際、女性以上に仕事との兼ね合いが難しい事情を抱える。不妊治療のスケジュールは女性の排卵状況に左右されることが多く、仕事の調整がにわかにつかないことも多いからだ。
・ 製薬会社に勤務する男性(34)は〇四年から夫婦で不妊治療を始めたが、残業や出張が多く、スケジュールは一ヶ月先までびっしり。「医師から明日治療しますから、といわれても無理。職場に相談できる雰囲気もなかった」治療でも納得のいく結果は出ず,悩んだ末にこの男性は〇五年夏、転職に踏み切った。「今の職場は治療にも理解があり、気持ちも楽になった」と話す。
不妊に悩む夫を支援する動きも広がってきた。不妊症の男性が運営するサイト「男性不妊のページ」では会員登録制の掲示板を設置、夫たちに情報交換を呼びかけている。
不妊に悩む人の自助グループ、特定非営利活動法人(NPO法人)「Fine」(東京・江東)は女性中心に交流会を行ってきたが、今後、男性を交えた交流会も開催する計画だ。
男性不妊を研究している国際医療福祉大学講師の清水清美さんは「夫以外の第三者の精子を使った非配偶者間人工授精(AID)の問題を含め、男性不妊はまだ社会的認知度が低い」と指摘。周囲の理解も含めた、男性不妊の支援の輪を広げていくことが大事と関係者は口をそろえる。
本音伝える努力を
自分に問題がなくても不妊治療中の妻を支える夫としての悩みも深い。Fineと広島HARTクリニックが、不妊治療中の夫婦に行った調査(〇五年)では、四四%の夫が「妻へのサポートで困ることがあると回答。そのうち半数が「妻の気持ちは理解し、自分なりに支えているが、妻には『不満』と言われる」と悩んでいた。
実際、不妊治療は女性中心に進む。夫は「脇役」になりがちな一方、「私は痛い思いもするのに」と妻の不満は募りやすい。だが、夫側にも「女性が多い産婦人科や不妊治療専門医院に足を運びづらい」「採精を強要されると苦痛」といった事情がある。
Fine理事の手塚八重子さんは「治療中、女性はどうしても気持ちが不安定になりがちで、夫の苦しみにまで気が回らないことも多い。夫婦だからこそ話しにくいこともあるだろうが、時間をかけ互いの本音を伝えあう努力が必要」と助言する。
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